在学生・卒業生の声


石森 裕美さん
(令和5年度広島仏教学院本科生)

病室でふと「仏教を勉強してみたい」と思った
退院してすぐ学びをスタート

入学する前の私は、仏教と言えばお葬式と法事の時くらいしか触れることがありませんでした。浄土真宗と他宗の違いすら分からず、全くの無知の状態でした。

そんな私が仏教を学んでみようと思ったきっかけは、病気により4ヶ月入院をしたことでした。病室で寝たきりの状態で、地獄のような毎日の中でふと、「仏教を勉強してみたい。」と思ったのです。

勉強できるところを調べていたら広島仏教学院を見つけ、退院してすぐ学びをスタートさせていただきました。

私にとって何より良かったのが、日々皆様と研鑽させていただく事でとても良いリハビリになった事です。少しづつ元気になっていく自分を感じながら、仏様のお話を聞かせていただき、自分自身と向き合い続けました。そして得度までさせていただきお坊さんにならせていただきました。

 入学して良かったと心から思いますし、なんと尊い時間だったかと感謝の気持ちでいっぱいです。これからは学んだ事を1人でも多くの人にお伝えしながら先生方からいただいた御縁と御恩を循環していたいと思います。



谷山 聖道さん
(令和5年度広島仏教学院本科生)

周りの生徒さん先生方が丁寧に~

私は実家がお寺ということもあり、教師資格を取得するために広島仏教学院に入学しました。入学するにあたって、科目や仏教用語の多さに非常にビックリし、不安だらけであったのですが周りの生徒さん先生方が非常に丁寧に教えて下さり、また支えて下さり非常に学びやすい環境で勉強することができました。広島仏教学院でいただいた、ありがたいご縁をもとにこれからも南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏と念仏唱えながら1日1日を過ごしていこうと思います。



岡本 真理さん
(令和5年度広島仏教学院年度本科生)

退職後、縁あってお聴聞
もっと浄土真宗を勉強してみたいと思い…

私は、ほぼ定年まで働き退職後、それまでほとんど関心がなかった仏教でしたが、縁あってお聴聞をするようになりました。1年経った頃、もっと浄土真宗について勉強してみたいと思い、広島仏教学院に入学しました。入学する前は、どんな勉強をするのだろう、勉強についていけるだろうか、どんな人達が入学してくるのだろう、覚えるより忘れるほうが多くなった年齢だし無理かな・・・と、ものすごく迷いました。しかし、今しかないと思い直し、思い切って入学しました。入学したときは不安でいっぱいでしたが、先生方の優しさと配慮のお陰で、この1年間は、学べる幸せを感じた1年でした。勉強は難しかったけれど楽しかったです。9月にはお得度もさせていただきました。先生方は、ただただ優しく教えてくださりありがたかったです。これからも学んでいきたいと思っています。南無阿弥陀仏。



渡邊 伽南子さん

(令和4年度広島仏教学院本科生)

「仏教や浄土真宗って何?」「南無阿弥陀仏って何?」

 

私は実家がお寺ということもあり、仏教や浄土真宗について学ぶため、そして得度をして僧侶の資格を得るため、大学を卒業した後に広島仏教学院に入学しました。ところが当初は「仏教や浄土真宗って何?」「南無阿弥陀仏って何?」「どうしたら僧侶になれるの?」と右も左もわからない状態で「こんな状態で勉強についていけるのか。早々に置いて行かれるのでは」と不安でした。しかし先生方が私にわかるように何度も丁寧に説明してくださりどうにか講義についていくことができました。昨年の10月に無事得度をして僧侶にならせていただきました。広島仏教学院の先生方のご指導をはじめ、共に勉強する仲間たちや様々な方のおかげだと思っています。



眞野誉巳さん

(令和4年度広島仏教学院本科生)

お陰様の繋がりを感じる

 

生まれ育った広島を離れ、京都の大学で浄土真宗を学んだ後、ここに一年間お世話になりましたが、地元にこんなに浄土真宗が盛んな場があったことに気づかされました。本科の講義の内容は、一応一年間で修得するという形となっていますが、何年もかけてじっくりと学んでいくのも良いかもしれないと思いました。一年間で僧侶になるため必要な内容を教えていただけるということもあるのですが、広島仏教学院では知識上の理解だけでなく、浄土真宗を真の心の拠り所として受け止めていくことを教えてくださいます。一年間学んだ内容を再び聞くことによってこれまで気付けなかったことに気付いてゆくことができると思います。

また、私は幅広い年齢の方々とご一緒に学ばせていただきました。そのような方々と講義や法座を一緒に取り組ませて頂くことでお陰様の繋がりを感じることが度々ありました。私にとってはそれだけでも十分この広島仏教学院に来させていただいた価値があったと思っております。今日もお慈悲の一日と南無阿弥陀仏を頂きます。

 



濱野 容明さん

(令和4年度広島仏教学院本科生)

悲しみを現実のものとして

 

一年前は家族の死に対して何かにすがりたいとか、過去を消し去りたい気持ちが強かったように思います。広佛で学ぶ内に故人に対する後悔の念も客観的に見つめることができ、悲しみを現実のものとして受け入れられるようになった気がしております。浄土真宗の門徒でありながら、お経一つ誦えることができなかった私ですが、一年で得度までさせていただくことができました。諸先生方の熱い思いが私の背中を押してくださった気がしています。広島仏教学院でいただいたすべてのご縁に感謝いたします。



青山 麻衣子

 (令和3年度広島仏教学院本科生)

 

もう一つの故郷ができた

変わった奴だと思われるだろうが、仕事を辞めてでも今、仏教を学びたかった。

その時の自分の幸せは、温かい手作りのごはんが頂けることであったが、それができなくてもいいという思いで、学寮に飛び込んだ。なかなか住み込みで学べる場所がない中で、たまたまの縁が重なり、ここを知ることができ入学させてもらった。カバン一つでも、居場所を頂ける、何とも有難い、温かい学び舎だ。

真宗の本山は京都だが、美濃から通り越してやってきた。でも私は安芸が本場だと思っている。ここで学べたことを光栄に思う。広島に親戚がいるわけでも、知り合いがいるわけでもなく、全く見知らぬ場所だったが、本当に居心地よく過ごさせてもらった。この一年で愛する街となった。私は、日本を紹介するときに、原爆で大怪我したけれど復興した国なのだと言いたいと思っている。

講堂では、お念仏が飛び交った。「ありがとう・よかったね、ドンマイ、ガンバロウ」全部が「南無阿弥陀仏 なもあみだぶつ」で会話した。ナマンダブとかナンマンダブとか、人によってさまざまだ。個性が出てた。色んな場所で広まるといいな。

私にはもう一つ故郷ができた。

お慈悲に見守られる安心感の中、今日も駆けて行く。         なもあみだぶつ



 

 

 

 

 

 

 

 

小林 真法
(令和3年度広島仏教学院聴講生)

寮に入り一緒に学べたことが良かったです

私は最初の授業に出て驚かされた事があります。それは熱心にお聴聞されている安芸門徒の方々の姿です。この環境で勉強出来る事を有り難く思いました。広仏の魅力は、仏教、浄土真宗を基礎から学べ、疑問点があっても質問しやすいこと。講堂の隣に寮があり自分のペースで勉強出来ること。様々な背景を持った方々と共にお聴聞する事が出来ることだと思います。

私は千葉出身の寮生でした。寮に入り一緒に阿弥陀様のみ教えをお聞かせ頂けたことがとても良かったです。南無阿弥陀仏。



千葉 政幹さん

 

(令和2年度広島仏教学院本科生)

 

感謝 会読や法話実演などを経験 
 
私は今年の4月に真宗学寮に本科生として入学し、1年間学院の皆様とご一緒に浄土真宗のみ教えをご聴聞させていただきました。
今年は人と直接会うのが難しいご時世の中、zoomを介して多くの人とのご縁に遭わせていただきました、また、会読や法話実演などの尊いご縁に遭わせていただき、お育ていただきました。今振り返ってみますと、本当に感謝感謝の1年でありました。
ありがとうございました。なもあみだぶつ。


居升 邦彦さん

(令和2年度広島仏教学院本科生)

一年を振り返り HPを開いたのは昨年の一月でした

 

仏教・浄土真宗を基礎から学びたいと広島仏教学院のHPを開いたのは昨年の一月でした。講義内容,スケジュールをみて,仕事,家事,そして法務と両立できるか不安でした。

そこに新型ウイルス対の感染拡大です。しかし学院の先生方によるZOOM導入の講義方式,日々の徹底した感染対策の指導・実施のもとに講義を継続受講できたことを感謝いたします。今後は先生方から指導していただいたことを大切にしてさらに精進したいと思います。

(写真は仕事(林業)の現場にて)