渡邊 伽南子さん
(令和4年度広島仏教学院本科生)
「仏教や浄土真宗って何?」「南無阿弥陀仏って何?」
私は実家がお寺ということもあり、仏教や浄土真宗について学ぶため、そして得度をして僧侶の資格を得るため、大学を卒業した後に広島仏教学院に入学しました。ところが当初は「仏教や浄土真宗って何?」「南無阿弥陀仏って何?」「どうしたら僧侶になれるの?」と右も左もわからない状態で「こんな状態で勉強についていけるのか。早々に置いて行かれるのでは」と不安でした。しかし先生方が私にわかるように何度も丁寧に説明してくださりどうにか講義についていくことができました。昨年の10月に無事得度をして僧侶にならせていただきました。広島仏教学院の先生方のご指導をはじめ、共に勉強する仲間たちや様々な方のおかげだと思っています。
眞野誉巳さん
(令和4年度広島仏教学院本科生)
お陰様の繋がりを感じる
生まれ育った広島を離れ、京都の大学で浄土真宗を学んだ後、ここに一年間お世話になりましたが、地元にこんなに浄土真宗が盛んな場があったことに気づかされました。本科の講義の内容は、一応一年間で修得するという形となっていますが、何年もかけてじっくりと学んでいくのも良いかもしれないと思いました。一年間で僧侶になるため必要な内容を教えていただけるということもあるのですが、広島仏教学院では知識上の理解だけでなく、浄土真宗を真の心の拠り所として受け止めていくことを教えてくださいます。一年間学んだ内容を再び聞くことによってこれまで気付けなかったことに気付いてゆくことができると思います。
また、私は幅広い年齢の方々とご一緒に学ばせていただきました。そのような方々と講義や法座を一緒に取り組ませて頂くことでお陰様の繋がりを感じることが度々ありました。私にとってはそれだけでも十分この広島仏教学院に来させていただいた価値があったと思っております。今日もお慈悲の一日と南無阿弥陀仏を頂きます。
濱野 容明さん
(令和4年度広島仏教学院本科生)
悲しみを現実のものとして
一年前は家族の死に対して何かにすがりたいとか、過去を消し去りたい気持ちが強かったように思います。広佛で学ぶ内に故人に対する後悔の念も客観的に見つめることができ、悲しみを現実のものとして受け入れられるようになった気がしております。浄土真宗の門徒でありながら、お経一つ誦えることができなかった私ですが、一年で得度までさせていただくことができました。諸先生方の熱い思いが私の背中を押してくださった気がしています。広島仏教学院でいただいたすべてのご縁に感謝いたします。
青山 麻衣子
(令和3年度広島仏教学院本科生)
もう一つの故郷ができた
変わった奴だと思われるだろうが、仕事を辞めてでも今、仏教を学びたかった。
その時の自分の幸せは、温かい手作りのごはんが頂けることであったが、それができなくてもいいという思いで、学寮に飛び込んだ。なかなか住み込みで学べる場所がない中で、たまたまの縁が重なり、ここを知ることができ入学させてもらった。カバン一つでも、居場所を頂ける、何とも有難い、温かい学び舎だ。
真宗の本山は京都だが、美濃から通り越してやってきた。でも私は安芸が本場だと思っている。ここで学べたことを光栄に思う。広島に親戚がいるわけでも、知り合いがいるわけでもなく、全く見知らぬ場所だったが、本当に居心地よく過ごさせてもらった。この一年で愛する街となった。私は、日本を紹介するときに、原爆で大怪我したけれど復興した国なのだと言いたいと思っている。
講堂では、お念仏が飛び交った。「ありがとう・よかったね、ドンマイ、ガンバロウ」全部が「南無阿弥陀仏 なもあみだぶつ」で会話した。ナマンダブとかナンマンダブとか、人によってさまざまだ。個性が出てた。色んな場所で広まるといいな。
私にはもう一つ故郷ができた。
お慈悲に見守られる安心感の中、今日も駆けて行く。 なもあみだぶつ
小林 真法
(令和3年度広島仏教学院聴講生)
寮に入り一緒に学べたことが良かったです
私は最初の授業に出て驚かされた事があります。それは熱心にお聴聞されている安芸門徒の方々の姿です。この環境で勉強出来る事を有り難く思いました。広仏の魅力は、仏教、浄土真宗を基礎から学べ、疑問点があっても質問しやすいこと。講堂の隣に寮があり自分のペースで勉強出来ること。様々な背景を持った方々と共にお聴聞する事が出来ることだと思います。
私は千葉出身の寮生でした。寮に入り一緒に阿弥陀様のみ教えをお聞かせ頂けたことがとても良かったです。南無阿弥陀仏。
千葉 政幹さん
(令和2年度広島仏教学院本科生)
居升 邦彦さん
(令和2年度広島仏教学院本科生)
一年を振り返り HPを開いたのは昨年の一月でした
仏教・浄土真宗を基礎から学びたいと広島仏教学院のHPを開いたのは昨年の一月でした。講義内容,スケジュールをみて,仕事,家事,そして法務と両立できるか不安でした。
そこに新型ウイルス対の感染拡大です。しかし学院の先生方によるZOOM導入の講義方式,日々の徹底した感染対策の指導・実施のもとに講義を継続受講できたことを感謝いたします。今後は先生方から指導していただいたことを大切にしてさらに精進したいと思います。
(写真は仕事(林業)の現場にて)
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